地球温暖化
日本の温室効果ガス総排出量は、2013年度の14億800万 t-CO2 をピークに減少傾向にあり、2022年度には11億3,500万 t-CO2となり、2013年度比で19.3%減少しました(温室効果ガス排出量確報値 2024年4月発表)。
しかし、2030年目標 「2013年度比 -46%」の排出削減には、依然として達していないのが現状です。
近年、気温上昇や異常気象など、地球温暖化の問題がますます深刻化しており、社会全体で温暖化対策に取り組むことが求められています。
SDGsへの貢献
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2030年までに持続可能でより良い世界を実現することを目指す国際目標です。日本でも積極的に取り組まれています。
私たちは、曝気省電力装置を通じて5つの目標達成を支援しています。
- ばっきしょうでんりょくそうち -
曝気省電力装置
特徴
排水処理施設において、送風機(ブロワー)は重要な役割を担っています。
この送風機は、処理施設全体の電力消費の約8〜9割を占めています。
この送風機は、処理施設全体の電力消費の約8〜9割を占めています。
本装置は、活性汚泥法(曝気処理)を採用する排水処理設備において、曝気槽への送風機の運転を最適に制御するシステムです。
※上記製品画像はあくまでも一例です。
汚水流入が多い場合は送気量を増やし、少ない場合は送気量を減らすことで、効率的な運転と節電効果を実現できます。
処理水の有無や水量に応じて送風機の送気量を制御することで、昼間だけでなく、夜間・休日・長期休暇にも対応可能です。
境省・経済産業省の公表データ(2023.12.22発表)に基づく2022年度のCO₂排出係数は、沖縄電力を除く9電力会社で0.438 kg-CO₂/kWhとなっています。
節電による温室効果ガス削減効果は、10,000 kWhの節電で4,380 kgのCO₂を削減でき、これは2Lペットボトル約1,114,709本分のCO₂削減に相当します。
節電による温室効果ガス削減効果は、10,000 kWhの節電で4,380 kgのCO₂を削減でき、これは2Lペットボトル約1,114,709本分のCO₂削減に相当します。
一般的な機器であれば、小型の家庭用浄化槽から大型の排水処理施設まで、幅広い設備に本装置を設置可能です。
詳しくは、「会社案内 - 弊社制作品目」や「よくある質問」のページをご確認ください。
また、弊社配布資料もあわせてご覧ください。
詳しくは、「会社案内 - 弊社制作品目」や「よくある質問」のページをご確認ください。
また、弊社配布資料もあわせてご覧ください。
メリット
送風機の送気量を制御することで、省電力化、温室効果ガス排出量の削減、送風機設備の長寿命化など、さまざまな効果が得られます。
送風機の稼働量をコントロールすることで、大幅な省電力効果を実現できます。
導入事例では、電力使用量が約50%削減されたケースもあり、稼働状況によってはそれ以上の省電力効果も期待できます。
導入事例では、電力使用量が約50%削減されたケースもあり、稼働状況によってはそれ以上の省電力効果も期待できます。
送風機の送気量を制御することで、「1/f ゆらぎ」効果が発生し、放流水の水質改善が期待できます。
本装置は、節電しながら水質を維持する効果が見込まれます。
本装置は、節電しながら水質を維持する効果が見込まれます。
どのような機器でも、稼働量が増えるほど故障のリスクは高まります。
送風機の稼働量を抑えることで、設備の寿命延長につながります。
送風機の稼働量を抑えることで、設備の寿命延長につながります。
設備投資の回収には数年かかりますが、お客様ご自身でリース契約を結んでいただくことで、初期費用0円での導入が可能です。
また、節約した電気代をリース費用に充てることで、月々の支払い負担を抑えられます。
また、節約した電気代をリース費用に充てることで、月々の支払い負担を抑えられます。
導入事例
本事例では、電気料金を 1kWhあたり 20円 とし、CO2排出量係数は2011年度実績(2013年報告 - 中部電力株式会社様)に基づいて算出しています。